あきらめず行動することで、きっと自分の未来は切り拓ける!
日本赤十字社(岡山県支部、赤十字病院、血液センター)
日本赤十字社(岡山県支部、赤十字病院、血液センター)
(2021年11月取材)
子どもの頃に見たテレビの影響で、全力で人命救助にあたる隊員の姿に憧れて、将来は、「人を救う」という仕事に携われたらと漠然と考えるようになりました。大学入学後もその思いを持ちながら、公務員と民間企業の両方で就職活動に取り組んでいました。
そんな折、ある独立行政法人の採用面接で、「災害派遣医療チームに事務員として携わりたい」ということを話したんです。すると、「日本で災害救護に強いのは『日本赤十字社』だから、きみはそちらを目指した方がいいと思う」と、面接官の方に『日本赤十字社』への就職をすすめられました。そのことがきっかけになり、『日本赤十字社』に関心を抱くようになりました。
そして、『日本赤十字社』が掲げる「苦しんでいる人を救いたい」という理念と、「事務職として働くことが人を救うことにつながっている」という先輩職員の言葉に強く共感できたことから、自分のやりたいことが明確になっていきました。
それからは自分の幼い頃からの夢をかなえるために、日本赤十字社岡山県支部など「人を救う」職を目指し採用試験を受け続けました。ご縁をいただき、数社より内定をいただくことができました。その中で『岡山県支部』で働きたいと思ったのは、職員の方がフレンドリーで優しかったことです。面接の際もここまでフレンドリーな面接を受けたことがありません。
現在は『岡山赤十字病院』事務部人事課に所属。「事務職として働くことが人を救うことにつながっている」という思いを胸に、給与関連業務や職員健康診断業務、新型コロナワクチン接種業務などを担当しています。新型コロナワクチン接種業務では、責任ある仕事を任させていただき、やりがいを持ち、仕事に従事しています。
皆さんの中には、「やりたいことがわからない」と焦っている方がいるかもしれません。まずは自分の好きなものや身近なものから、企業探しや企業研究を始めてみませんか。時間がかかったとしても、その中から自分の目指したいものが見つかることもあります。私のように、助言によって急に道が拓けることもありますから!