豊かな森を守るため、自社で3,000本の植林イベントを企画

院庄林業株式会社

  • まずは自分たちの手で、木を植えてみよう
  • 山林作業の大変さを肌で知り、林業の未来を考える

登場人物プロフィール

浅野 仁

2020年入社。学生時代は農学部で森林生態学を学び、山でのフィールドワークに励んできた。入社後はその経験をいかし、フォレスター職として主に山林物件の買取事業を担当している。

三村 和彦

2021年入社。営業本部所属。京都で過ごした学生時代は「ちんどん屋」として活動したり、バーテンダーのアルバイトをしたりと、さまざまな経験をして楽しんできたという。

まずは自分たちの手で、木を植えてみよう

—SDGsの取り組みとして、社内で植林イベントを実施したそうですね。概要をお聞かせください。

三村 当社では数年前より持続可能な森づくりに力を入れており、その活動の一環として2021年秋に社内で植林イベントを行いました。具体的には、岡山県内の自社保有山の1haの土地に、社員有志で3000本のヒノキの苗木を植えるというもの。このイベントの実行リーダーに、入社1・2年目の僕たちが任命されたんです。

浅野 私たちの会社はずっと山の木に関わっていますが、伐って使うことが主で「植える」ことには以前はあまり目を向けていませんでした。もっと山の自然のサイクル全体に目を向け、これを守る活動をしていこうという意識が社内で高まり、お取引先さまの協力も得て今回の植林イベントにつながりました。もともと私は自然が好きで、環境保護についても関心があったので、会社から打診を受けてすぐにやってみたいと思いました。

山林作業の大変さを肌で知り、林業の未来を考える

—初めての試みということで、苦労などはありましたか?

三村 当日の植林作業はみんなで楽しんでスムーズにできましたが、事前の準備が予想以上に大変でしたね!木の植え方すら誰も知りませんから、まずは僕たちで植林をされている企業さんに話を聞きに行き、やり方を教えていただくところから始めました。

浅野 準備は本当に大変でしたよね。山地にそのまま植えてもまったく根づかないとのことで、まず落ち葉や雑草を全部取ってきれいにして、さらに土地をぐるりと防獣ネットで囲むという作業が必要でした。

三村 ネットを張るために崖を登ったり、沼に膝まで浸かったり…。法学部出身で営業職として入社した私が、いきなりこんなワイルドな仕事に明け暮れるとは思ってもみませんでした(笑)。


—取り組んでみていかがでしたか?

浅野 木が育つまでの現場での膨大な労力を肌で知ったことが、自分にとって一番の収穫。今は企業としてここにどう貢献できるかを考えています。また、最初は社内の反応が不安でしたが、実際に声をかけてみると意外とみんな「やりたい!」と言ってくれて、きっかけさえあれば楽しく環境保護活動に取り組めるということがわかりましたね。

三村 今回の植林はまず自分たちでやってみようという試みでしたが、本来は事業として、経済を回せるものでなくてはいけません。厳しい状況にある林業をこの先どうやって守っていくか、自社の仕事を通じて考え続けていきたいです。

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