みずから考えて工夫し、素直に実践できる人。

茶屋町鉄工株式会社

  • 最初はできなくて当たり前。でも、そこから成長してほしい
  • 適材適所の配属で、得意を伸ばして活躍できる

(2022年5月取材)

最初はできなくて当たり前。でも、そこから成長してほしい

活躍できるのは、与えられた役割・課題について自分で考えて実践できる人。それと、素直に話を聞ける人がいいですね。


当社は日々さまざまな部品を作っています。作るものによって、工具の選択もプログラムも加工の仕方も変わってきますから、自分でその都度どうしたらいいか考えることが必要になります。

自分で考えて工夫できるようになるために、私たち上司は「任せる」度量をもつよう心がけています。初めての仕事は本人も不安でしょうし、任せる方も心配はありますが、やっぱりそこをお互いに乗り越えないと、成長できませんからね。逐一指示を受けるのではなく、自分で試行錯誤することで身に付くことは多いと思います。任せる方はもちろん任せっぱなしにはせず、しっかりフォローします。

仕事に対する姿勢や意識は、若い人には最初から多くは求めません。至らないと感じることがあっても、強く叱ったりはしませんよ。でも少しずつでも成長してもらえるよう、指摘は何回でもします。でも、そこで非を認めず責任転嫁するタイプの人には、なにを言っても届きませんよね(実際そんな人はうちにはいませんが)。素直に話を聞いて、次は改善しようと思う人が、成長できる人です。

適材適所の配属で、得意を伸ばして活躍できる

企業の財産は人(材)ですから、社員一人ひとりの存在がとても大きいんです。それこそ1人の頑張りが、会社を一気に飛躍させるほどの働きになることだってあります。


当社がロボット導入に乗り出してから、この分野に興味があるという1人の社員に声をかけて、専任に近い形で関わってもらうことにしたんですよ。そうしたら、その社員がもう本当に熱心に勉強してくれて。協力してくれていたシステム会社の方にも「すごいですね!」と驚かれるほど、どんどん専門知識を身につけて、プロジェクトを引っ張ってくれました。開発から1年で実用にこぎつけられたのは、ほとんど彼の努力のおかげなんですよ。

彼はもちろんそれまでも機械オペレーターとしてしっかりやってくれていましたけど、新しい役割を得て、予想もしないほどの成長を遂げて大活躍してくれたわけです。「適材適所」の大切さを、会社としても強く感じた経験でしたね。

なにかやってみたいという意欲さえあれば、それを発揮できるフィールドはいくらでもそろっています。キャリアや専攻を問わず、「自分を活かし頑張ってみよう」という前向きな気持ちで来てくださる人を歓迎します!

(工場長/川上大樹)

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