【仕事研究】チラシやポスターってどうやって作られるの?

  • チラシやポスターってどうやって作られるの?
  • そもそも広告って何のためにあるの?
  • 広告が世の中に出るまでの流れ
  • Step1:ヒアリング・企画提案
  • Step2:デザイン制作
  • Step3:校正・校了
  • Step4:製版
  • Step5:印刷
  • Step6:断裁
  • Step7:納品
  • 具体的な仕事の内容を知ろう!

チラシやポスターってどうやって作られるの?

皆さんが普段生活している中で何気なく目にしている広告。どんな流れで作られているか知っていますか?

広告といっても、学生の皆さんよく見ることの多いWeb上の広告もあれば、TVや新聞、紙に印刷されたチラシやポスター、屋外の看板などたくさんの種類があります。今回は株式会社PCK高速印刷さまにご協力をいただき、チラシやポスターといった印刷物がどのように作られるかをご紹介していきます。

そもそも広告って何のためにあるの?

簡単に言うと広告の役割は「お客さまに自社の商品やサービスを知ってもらい、購入や利用につなげるためのお手伝い」をすることです。今や学生でも起業してビジネスを行っている人もいますよね。広告会社にとってのお客さまは、世の中でビジネスを行っている人全てといっても過言ではないかもしれません。

広告が世の中に出るまでの流れ

そんな広告物はどのように作られているのでしょうか。
大きく下記のような流れになっています。

Step1:ヒアリング・企画提案
Step2:デザイン制作
Step3:校正・校了
Step4:製版
Step5:印刷
Step6:断裁
Step7:納品

それでは、順を追って見ていきましょう!

Step1:ヒアリング・企画提案

お客さまからご依頼、お問い合わせをいただき、営業担当がヒアリングを行います。必要に応じて提案書を作成し、お客さまに提案することもあります。また、お客さまの要望に応じて何度か修正を加えることもあります。

Step2:デザイン制作

ある程度方向性が定まってきたらデザイン制作を行います。

ヒアリング、および提案の内容に基づいて、営業担当からデザイナーにデザインの意向を伝えます。デザイナーはIllustratorやPhotoshopなどのアプリケーションを使用してデザインを作成します。

Step3:校正・校了

お客さまにデザインを見ていただき、作成した制作物に間違った情報がないか校正していただきます。特に印刷物は後で修正することができないので、とても慎重にする必要があります。お客さまの要望に応じて修正してデザインを完成(校了)まで進めていきます。

Step4:製版

ここからは印刷会社で行われているステップになります。校了したデータを、スタンプの役割をするアルミ板(PS版)に出力します。カラー印刷の場合はCMYKの4色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)で色を表現するので4枚のアルミ板が必要になります。

Step5:印刷

印刷の種類はいくつかありますが、今回は株式会社PCK高速印刷さまの例を挙げます。お客さまのご要望に応じた印刷機械で印刷をしていきます。


■平版印刷
一般的なオフセット印刷と呼ばれるもの。中規模の印刷数であるチラシやポスターパンフレットなどの印刷物向き。

■輪転印刷
ロール紙を使って高速印刷が可能。折込チラシなどの印刷数が大きいもの向き。

■オンデマンド印刷
小規模の印刷数である名刺やはがき向き。大きいコピー機のような形でアルミ版も不要のため短い納期が実現できます。

Step6:断裁

印刷物は最初から希望の大きさが印刷されるわけではありません!大きなロール紙などに複数面を印刷し、あとからカットしていきます。印刷物を大きい用紙に複数面付して、それらを重ねて断裁機で指定のサイズにカットしていきます。

Step7:納品

印刷物が完了したらお客さまのもとへ発送、持参します。

具体的な仕事の内容を知ろう!

業界全体を知ることも大切ですが、実際携わる具体的な仕事の内容も観ていくことも重要ですよね。

広告、印刷業界では電子化が進んでいますが、紙でしか表現できない魅力もあります。紙媒体が好きな人、細かい部分に気を配れる人が向いているかもしれませんね。

今回は株式会社PCK高速印刷様にもご協力をいただき、広告が作られるまで、印刷される工程をご紹介しました。興味がある方は、広告、印刷業界をチェックしてみてください!

就ナビ事務局/小川



\こちらの企業に協力いただきました/


PCK高速印刷は岡山市の印刷会社です。チラシやハガキ、ポスターなど、様々な印刷のご要望に素早くお応えいたします。

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